コロナ禍のお部屋探し

2021年に入ったころから、湘南エリアで物件を探すお客様が急増しました。

総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告」によると、2020年の東京23区から茅ヶ崎市への転入者数は前年比31.6%増、藤沢市で同31.5%であったそうです。
また、カオナビHRテクノロジー総研が、20~60代の全国の有業者9,721人(自由業除く)に行ったリモートワークに 関するネット調査(2021年5月)によると、「リモートワーク実施率」は、全国で35.5%、首都圏においては52.2%であったそうです。

リモートワークが増え、都心部に住む必要がなくなり、気候の良い地域への移住が増えたためです。また、リモートワークにより、プライベートと仕事部屋の複数の部屋が必要になり、郊外のゆとりのある間取を求めてお引越しをされてきます。

都心部ですと一人暮らし向けのワンルームの賃料が8万~10万以上しますが、湘南エリアでは同賃料帯で1LDK~3LDKのお部屋を借りることができます。
このため、この価格帯のお部屋は退去前から成約してしまう状況がこれまで続いています。

不動産業界もお客様が増えているため、当初は売り上げが伸びていましたが、この数カ月は物件が無くなってしまい売り上げが伸び悩んでいるところかと思います。多くのお客様がお部屋の空待ちをされているのが現状です。

特に次の使い方あわせた間取が人気です。

1 広いリビングで日中の仕事や寛ぐ時間を過ごし、寝室を別に設ける派(1LDK タイプ)
2 一部屋をプライベート、他方を仕事部屋として分ける派(2DKタイプ)
3 広いリビングと、仕事部屋、寝室を別々に設ける派(3LDKタイプ)
4 リモートワークをしているカップルだと、広い共有リビングと、寝室兼仕事部屋を各々設ける派(3LDK以上、戸建)

コロナ禍が落ち着く中で、リモートワークを減らし始めた企業も出始めましたが、一旦、郊外での生活スタイルを覚えた若い層の人々が今後どのような生活スタイルに移っていくのか動向に注目です。
企業側もリモートワークにより、オフィス面積を減らし経費節減ができるため、一定のニーズは残っていくかと思われます。
今後数年で、住まい方や働き方が大きく変わっていくのは間違いなく、先を見据えたニーズ創出を行っていく必要がありそうです。