【2026年最新】茅ヶ崎市の賃貸相場動向
賃料は上がっている?

「茅ヶ崎の家賃、去年より高くなっている気がする」――そんな声を、ここ最近多くの貸主様からいただくようになりました。
実際、茅ヶ崎市は湘南エリアの中でも人気が高まっており、地価・賃料ともに上昇傾向が続いています。
賃貸経営において、相場を正しく把握しないまま賃料を据え置いてしまうと、本来得られるはずの収益を取りこぼしてしまうことにもなりかねません。
本記事では、2026年最新のデータをもとに、茅ヶ崎市の賃貸相場の実態と、その背景にある要因、そして貸主様が今知っておくべきポイントを解説します。

目次

  1. 茅ヶ崎市の家賃相場は今いくら?最新データで確認
  2. 公示地価から見る茅ヶ崎市の賃料上昇トレンド
  3. なぜ茅ヶ崎市の家賃相場は上昇しているのか
  4. 賃料上昇は貸主にとってどんな意味を持つか
  5. 今後の茅ヶ崎市賃貸市場の見通し
  6. 適正な賃料設定はプロの管理会社にご相談を

茅ヶ崎市の家賃相場は今いくら?最新データで確認

まずは現時点での茅ヶ崎市の家賃相場を、間取り別・エリア別に確認していきましょう。
相場を正しく把握することは、適正な賃料設定や募集条件の見直しにおいて欠かせない第一歩です。

間取り別の家賃相場

2026年7月時点の各種賃貸情報サイトの集計データによると、茅ヶ崎市全体の平均家賃相場はおよそ8万円台後半〜9万円台前半で推移しています。
間取り別に見ると、一戸建ての平均は10.6万円、2LDK以上のファミリー向け物件は12.4万円が目安です。
またペット可物件は平均8.8万円程度と、通常物件よりやや高めの水準にあります。
単身向けのワンルーム・1K・1DKは6万円台〜7万円台が中心ですが、新築かつ茅ケ崎駅徒歩1〜5分圏内では8.4万円からと、駅近・築浅物件は相場を押し上げる要因になっています。

エリア・駅別の家賃相場

茅ヶ崎市内でも家賃相場はエリアによって差があります。
JR茅ケ崎駅周辺は市の中心部かつ商業施設が充実しており、新築・駅徒歩5分以内の5K以上の広い間取りでは23万円台に達する物件も見られます。
一方、香川駅や北茅ヶ崎駅周辺など郊外エリアでは、同条件でも相場はやや抑えめになる傾向です。
また湘南海岸に近い辻堂寄りのエリアは近年人気が高まっており、後述する地価上昇とも連動して賃料水準が上がりやすい状況にあります。
募集賃料を検討する際は、市全体の平均値だけでなく、最寄り駅・エリア単位での比較が重要です。
同じ茅ヶ崎市内でも、駅からの距離や築年数、周辺の生活利便性によって相場には数千円〜数万円単位の差が生じることも珍しくありません。

公示地価から見る茅ヶ崎市の賃料上昇トレンド

家賃相場の変動を読み解くうえで参考になるのが、毎年公表される公示地価です。
土地の価格動向は、中長期的な賃料水準の先行指標としても注目されています。

住宅地の公示地価は上昇が継続

2026年の公示地価では、茅ヶ崎市の住宅地平均は前年から上昇が続いており、茅ケ崎駅周辺に限ると前年比+6.44%という高い伸び率を記録しています。
神奈川県内では、東京への通勤利便性と湘南エリアならではの住環境の両方を求める層からの需要が根強く、地価の上昇基調は近年続いている状況です。
土地の取得・維持コストが上がれば、新規に賃貸経営を始める際の利回り確保のために募集賃料も上昇しやすくなるため、地価動向は賃料相場を見るうえでの重要な先行指標といえます。

辻堂エリアなど一部地域は特に上昇率が高い

茅ヶ崎市内でも上昇率にはばらつきがあり、辻堂駅に近いエリアはこれまで神奈川県内の住宅地上昇率ランキングで上位に入るなど、特に高い伸びを記録してきました。
海辺の住環境や再開発の進展を背景に人気が高まっていることが要因と考えられます。
所有物件がこうした上昇エリアに該当する場合、周辺相場との乖離が生まれやすいため、定期的な相場チェックと賃料の見直しが収益確保の鍵になります。

なぜ茅ヶ崎市の家賃相場は上昇しているのか

地価・家賃相場の上昇には複数の要因が重なっています。ここでは代表的な2つの背景を整理します。

湘南エリア人気の高まりと移住・二拠点居住需要

近年、都心からのアクセスの良さと海の近い暮らしを両立できる湘南エリアへの移住・二拠点居住ニーズが高まっています。
茅ヶ崎市はJR東海道線・相模線が利用でき東京都心へも1時間圏内という利便性を持ちながら、海岸線や自然環境にも恵まれていることから、ファミリー層やリモートワーク世帯からの人気が続いています。
こうした需要の増加が、賃貸物件の空室期間短縮や賃料の底上げにつながっていると考えられます。

建築コスト上昇と新築供給の伸び悩み

資材費・人件費の高騰により、新築アパート・マンションの建築コストは全国的に上昇しています。
茅ヶ崎市も例外ではなく、新規供給が需要の伸びに追いついていないエリアでは、既存物件の相場も連動して上昇しやすい状況です。
今後も建築コストの高止まりが続けば、新築・築浅物件を中心に賃料水準がさらに上がる可能性があります。
また、建築コストの上昇は建て替えやリノベーションの投資判断にも影響するため、既存物件を所有する貸主様にとっては、設備更新のタイミングを慎重に見極めることも重要になっています。

賃料上昇は貸主にとってどんな意味を持つか

相場上昇は収益改善のチャンスである一方、対応を誤ると機会損失や空室リスクにもつながります。
ここでは貸主様が押さえておきたい実務ポイントを整理します。

賃料改定・新規募集時の価格設定の考え方

相場が上昇している局面では、既存の賃料をそのまま据え置くと、実勢よりも割安な賃料で貸し続けることになりかねません。
契約更新や入居者の入れ替わりのタイミングは、相場を見直す良い機会です。

既存入居者の賃料改定のポイント

既存入居者への賃料改定は、周辺相場の根拠データを示しながら、更新時期に合わせて丁寧に交渉することが基本です。
急激な値上げは退去リスクを高めるため、近隣相場や設備更新の実績などを踏まえ、無理のない範囲で段階的に見直すことが望まれます。

新規募集時の適正賃料設定

退去が発生した際の新規募集では、直近の成約事例や周辺の募集条件を確認したうえで賃料を設定することが重要です。
相場より低すぎれば機会損失に、高すぎれば空室長期化につながるため、管理会社が持つ成約データを活用した価格設定が有効です。

今後の茅ヶ崎市賃貸市場の見通し

今後についても、東京圏全体での地価上昇基調や湘南エリアの人気の高まりを踏まえると、茅ヶ崎市の賃貸相場は当面、緩やかな上昇傾向が続くと見られます。
一方で、建築コストの動向や金利情勢、人口動態の変化によっては相場が横ばいに転じる可能性もあり、単年のデータだけで判断せず、複数年の推移を継続的に確認していく姿勢が大切です。

所有物件がどのエリア・間取りに位置し、現在の相場水準に対してどのポジションにあるのかを定期的に把握しておくことが、賃貸経営の安定につながります。
特に相続や築年数の経過をきっかけに管理方針を見直すタイミングでは、あわせて賃料の妥当性もチェックしておくと安心です。

適正な賃料設定はプロの管理会社にご相談を

相場データの収集や賃料改定の交渉、新規募集時の価格設定には、地域の取引実績に基づいた専門知識が求められます。

「今の賃料が適正かわからない」「そろそろ見直しを検討したい」とお考えの貸主様は、一度、管理会社への相談をおすすめします。

センチュリー21住宅流通センターでは、茅ヶ崎市を中心とした湘南エリアの賃貸管理・相場分析を総合的にサポートしております。最新の成約事例に基づいた賃料査定から、募集条件のご提案まで、貸主様のご状況に合わせて丁寧にご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。